2/8~2/14、伊勢丹浦和店7Fプチギャラリーにて開催いたしました個展のお礼とご報告です。
今回初めて百貨店での展示を経験させていただきました。
あまりに不慣れなことが多すぎて、特別タフな人間でもない私は
正直、搬入と展示の段階で既にクタクタという情けない状態で初日を迎えてしまいました(T_T)
でも、私のような無名作家はまず作品を知ってもらうところからスタートですから、
基本、休憩時間を除いて毎日在廊です。(強制ではありませんが、そうしないと多分誰の何の展示??てことになり、あまりやる意味がない)
なので、気合いを入れ直して売り場に立ちました。
会場は飲食店フロアと同じ階だったので、平日でもお昼前あたりからチラホラとお客様が通り始めます。
ギャラリーは通路側がガラス張りで、中の様子がわかりやすくなっているので、
「あ、何か猫の絵の展示やってる」という感じで徐々に会場の中にも入ってきて下さいました。
接客以前に普通のトーク自体が苦手な私は、作品解説的なことは殆どせず、
興味深く見て下さってる方に「猫、お好きですか?」とお声かけし、反応を見ながら猫トーク
という感じで進めてみました。
すると大抵お客様の方から「え、作家さん?」と気づいて下さり、「猫可愛いですね」「素敵な絵ですね」
とお話が広がっていき、早速ミニ原画をお迎え下さる方も。
身体は疲労でかなり参っていたものの、この瞬間に、あー何とか1週間頑張れるかも、と思いました。
有り難かったのは、「いや、実は猫はそれほど…」「どっちかというと犬派」にも関わらず、
絵そのものに興味を持って入って下さった方も結構いらっしゃったことです。
中には、「いつまでやってますか?家族に猫好きがいるからまた後で連れて来ます」と言って帰られ、
後日再訪して絵をお迎え下さった方もいらっしゃいました。
会期中は毎日好天というわけではなく、あまり雪の降らない埼玉なのになぜか大雪警報(>_<)という日も。
結果的にはそれほど積もらず、電車も止まらず事なきを得たどころか、
雪の日に雪モチーフのミニ原画が旅立っていくという印象に残る一日となりました。
そんなこんなで会期はあっという間に過ぎていき、おかげさまで大変充実した時間を過ごすことができました。
新聞にも3社掲載頂けたので、記事を見てご来場下さった方もいました。また、以前の個展をきっかけに今回もご来場下さった方、たまたま立ち寄って下さった方、様々なご縁に感謝の思いでいっぱいです。
作品もミニとサムホールを中心に20点程旅立っていったので、また制作に勤しむ日々となりますが、
作家冥利に尽きることとしみじみ噛みしめながら、新たな作品を生み出していきたいと思います。
今回は季節的なものなのか、桜と雪のモチーフのミニ原画が大変好評で完売となりました。
旅立っていったミニ原画作品たちの一部です↓
コメントを残す