描いた絵やお気に入りの写真などを額に入れて誰かにプレゼントしてみようかな、と思った時、丁度良い箱が意外と無かったりしませんか?
私は個展用にミニ絵画を制作していた時、たまたまこの悩みに遭遇。
ミニ額をフォトフレームからリメイクしたまでは良かったのですが…
その時の記事↓
通常の油彩額は箱付きなので問題無いのですが、さてミニ絵画用の箱はどうしよう?
ただ袋に入れるだけだと味気ないなあ…
無いなら自作しては?と思い手作りしてみたところ、意外と好評だったので、作り方を載せてみました。
自作だからサイズもぴったりなのが嬉しいし、保管用にも便利です。
目次
まずは箱の展開図を参考に
「箱 展開図」「箱 作り方」などで検索すると、色々な箱のパターンや作り方が出てきます。
見た目もよく丈夫そうだったので、フタと箱が別になっているタイプを参考に作ってみることにしてみました。
ギフト用の箱でよく見かけるやつです。
薄い紙で、試し折り
いきなり厚紙で本番だと失敗したとき悲しいので、まずはコピー用紙や折り紙など薄い紙で試し折りしてみるのが良いです。
寸法はとりあえず気にせず折りやすい大きさで折ります。これでどんな風に出来上がるのか何となくイメージできます。
折り紙でシミュレーション中↑この感じで額のサイズに合わせればいけそう。
工作用紙を使うと簡単
箱の折り方が何となくつかめたら、本番。
紙は厚すぎても折りにくいです。工作用紙というのが程よい厚さでおすすめ。
カラー工作用紙で、裏側に方眼目が入っているものを見つけました。これなら計算が苦手な私でも使いやすそう(笑)
額に合わせてサイズを測り、印をつける
展開図を参考に、入れる額より少し余裕を持たせたサイズになるよう線を引きます。方眼目を利用し、印を付けるだけでもOK。
フタ側は箱より少し面積を大きくします。この工作用紙の場合、タテ、ヨコとも半目盛り分多めに取ります。
逆に、フタ側の側面は箱より少し浅くなるように取ります。(同じ高さだと開けにくい)
紙をカットする
ハサミかカッターで、線に合わせて紙をカットしていきます。
元の目盛りの線につられて切りすぎないようにしましょう。
裏側に千代紙と両面テープを貼る
方眼入りを使うと、寸法などとても簡単で良いのですが、1つだけデメリットがあり、箱の裏側がそのままだとかっこ悪いんですよね(^^;)
でも、綺麗な紙や布を貼ってしまえばそれも解決。私は目盛りを隠したい部分に千代紙を貼りました。
また、のりしろに両面テープを貼っておきます。
カットし、千代紙と両面テープを貼った状態↓
※カットしたものを型紙用として一組残しておくと、あとあと同じ物を作る時にラクです。
折りやすいように筋を付ける
厚紙はそのまま折るとひび割れて綺麗に折れないので、あらかじめ折り目となる部分に筋を付けておくと良いです。
個人的にはカッターで半切りよりも、定規を当てて、細めのドライバーやヘラなどで跡を付ける方が失敗が少なく折りやすい気がします。
一旦折り目を付ける
一旦、箱の状態まで組み立てながら、しっかり折り目を付けます。
両面テープで貼りながら折っていく
両面テープで順番に貼り付けて固定しながら折っていきます。
長辺(凸凹のある側)→短辺の順で折ります。順番を間違えないようにしましょう。
完成!
ミニ額がぴったり収まるギフトボックスが完成です。
工作用紙1枚で1箱分取りたかったので、スクエア型の方は若干折り返し部分を少なくして調整しました。
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