【絵を始める】ための方法は色々あります。これであなたも絵が趣味に!

あなたの身近に趣味で絵を描いているという方はいますか?

私は「趣味で絵を描いています」というと、なぜか大抵の方に珍しがられます。

また、「いい趣味だね」「素敵な趣味だね」中には「高尚な趣味だね」なんていう変わった反応も…

子供の頃から今まで1度も絵を描いたことがない、という人はおそらくほとんどいないと思うのですが、

趣味、となると途端に「いや、上手くないし」「絵心ないし」と敷居が高く感じてしまうのかも知れません。

でも実際には、外に発表しようがしまいが、どんなジャンル、どんな画力だろうが関係なく、

描いた本人さえ楽しい感覚が味わえたら、その時点ですでに絵はあなたの趣味の1つになりつつあります。

そんな気持ちから、絵を趣味として始めてみようかな、と感じてもらえるような方法を思いつく範囲でまとめてみました。

手順ではなく、あらゆるパターンを載せただけなので、これは出来そう、と感じたものからとりあえず試してみましょう。

【絵を始める パターン1】絵画教室に通ってみる

始めるきっかけとしてはこれが最も一般的かも知れません。

と言いつつ私は通ったことが無いのですが、

「絵画教室」で試しに検索してみたところ、大体費用的には1回5,000円前後で、中には無料体験レッスンなどもあるようです。

メリット

・その場で実際に「描く」体験が出来るので、刺激や興味を得やすい。

・道具、技法が基礎から学べるので回り道が少ない

デメリット

・続けるには、それなりに時間と費用がかかる

・他の生徒さんもいるので、意識して緊張してしまうタイプの人はのびのび描けないかも
(私はこれです)

絵画仲間とのコミュニケーションも楽しみつつ、向上心も高めたいという方には向いていると思います。

【絵を始める パターン2】通信教育で学ぶ

テキストや画材が自宅に届き、通信でプロの添削指導を受けられるというものです。

費用は画材にもよりますが、大体1講座20,000円~50,000円位のようです。

教室に通うよりは安価で、画材を買い揃えなくとも最初からセットになっているという点は魅力的かなと思います。

本格的に学びたいけど、一人で黙々と、好きな時間に取り組みたいという方に向いていると思います。

【絵を始める パターン3】オンライン絵画教室を利用する

「オンライン絵画教室」と検索すると、悩む位たくさんの教室が出てきますが、基本的な内容としては、

定期的に動画が配信され、講師が作品を制作しながら技法や道具の使い方を解説するといったパターンが多いです。

課題ができたら画像を送信し、メールで添削指導してもらい、質問はその都度メールで行うという流れです。

講義内容が動画で繰り返し視聴出来るので、時間や場所を選ばず、自由度が高い反面、受け身の要素も強いです。

実物を見て指導してもらう訳ではないので、物足りなさを感じる人もいるかも知れません。

積極的にメールで質問できるタイプの方とそうでない方とで満足度は変わってくるかと思います。

トータル的な受講料はオンライン教室が圧倒的に安価なので、その点はオススメです。

どのオンライン教室もお試しの無料動画を配信している場合が多いので、まずは色々視聴してみるのがいいですね。

【絵を始める パターン4】ネットで「○○描き方」と検索してみる

描きたいテーマがある程度決まっているのであれば、例えば「花 描き方」「人物 描き方」といった感じに検索すると、様々な動画や記事が出てきます。

まっさらの状態から仕上がっていくまでの工程を見ているだけでも、ちょっと描いてる気分が味わえたり、描いてみたくなったりします。

ちなみに、私の猫の描き方はこちら↓

【猫の描き方】猫を油絵で描いてみよう

2020年2月10日

【簡単!猫の描き方】油絵なのに超シンプルな猫の描き方を解説

2020年7月24日

スキル不足でざっくりとしか紹介できてませんが、追々バージョンアップできたらと思っております(^^;)

【絵を始める パターン5】初心者向け解説書を買う

絵の描き方を解説した書籍はジャンル問わず色々出ており、解説の仕方も作者によって様々です。

解説内容も勿論重要なのですが、パラパラとめくってみて自分が描きたいイメージになるべく近い絵が載っているものを探すのがポイントです。

これは多分絵画教室にも言えることですが、いくら説明が分かりやすい講師だったとしても、

講師作品が自分の好みとあまりにもかけ離れているものだった場合、せっかくの解説もすんなりと入ってこないと思うので、

まずは講師作品の好みで選んでみるのが良いかと思います。

【絵を始める パターン6】好きな絵や写真を模写してみる

とりあえず何か描いてみたいけど、描きたいものが浮かばない…というときは、

今身近にあるお気に入りのポストカード、カレンダー、写真などを模写してみるというのはいかがでしょうか。

※ただし作品として公募展等で発表することはできないので、あくまで仲間内での発表にとどめましょう。

画材はその辺にあるボールペンや鉛筆で、紙はノートでもコピー用紙でも手元にあるもので充分です。すぐに始められます。

描いてみて色が欲しいと思ったら、スーパーやドラックストアでも大体置いてあるサインペンや子供用の画材などで着色してみましょう。

見ながら描いても線が崩れて上手くいかない

という人は、トレースダウンを使って、色塗りのみを楽しむというのもありです。

トレースダウンのやり方1

1.写真などにトレーシングペーパーという薄い紙を被せて、輪郭をなぞる

2.なぞったトレーシングペーパーの裏面を鉛筆で塗りつぶす

3.描きたい紙にトレーシングペーパーを乗せ、先ほどなぞった線をもう一度なぞる。

※トレーシングペーパーなんて通常手元に無いよ!という声が上がりそうなので、何かで代用出来ないかと思っていたら、

ありました、台所用品コーナーで普通に見かける、クッキングペーパー!これなら好きな長さに切れますしね。

ちょこっと試してみたら、全く問題無くトレース出来ました。

トレースダウンのやり方2

それすら面倒くさいよ、という方は、こちらを。

1.写真などをコピーする。

2.コピーの裏側を塗りつぶす。

3.描きたい紙にコピーを乗せて、なぞる。

※カーボン紙を使えば、2の作業すら要りません。

トレースダウンについては、こちらに詳しくまとめています。↓

デッサン力に自信が無くても始められる!トレースダウンを活用した絵の描き方

2021年8月14日

【絵を始める パターン7】大人の塗り絵をやってみる

下絵の線画があらかじめ描かれている大人の塗り絵は、絵に苦手意識がある方でも手軽に始められるので、人気となっているようです。

100円ショップにも売ってます(←ついでに色鉛筆等の画材も当然売ってます)
塗り絵無料ダウンロードも結構あります。

簡単な下絵から試し、塗る楽しさを味わえたら、徐々に細かい下絵に挑戦してみましょう。

下絵のクオリティーが高いほど、完成の喜びもきっと上がります。

【絵を始める パターン8】ペットを描いてみる

これはまさに私が絵を本格的に始めたきっかけです。

絵を描くときに言われることとして、「対象物をよく観察する」というのがありますが、

可愛がっているペットのことは、無意識に誰よりも毎日興味深く観察しているのではないでしょうか?

これこそ灯台もと暗し、というくらい絵の題材に向いていると思うのです。

ただ、SNSなどにまめに投稿する人や、写真を撮るのが特別好きな人で無ければ、

いつでもそばにいるという安心感で、意外とまともに撮れている写真が少ない…というケースが多いのも事実です。

実際にある方が、亡くなったペットを記憶を頼りに描こうとしたものの、思い入れが強すぎて上手くいかなかったという話も耳にしました。

ペットが元気なうちに、今日からでも、可愛い姿をぜひ撮っておきましょう。

シャッターチャンスを狙うのが難しければ、とりあえず動画だけでも撮っておけば、後からスクリーンショット(画面を画像として保存)で対応できます。

画像をプリントして、トレースダウンしたものに、大人の塗り絵感覚で簡単に色をつけてみましょう。

世界に1枚しか無い、大好きなペットの絵の完成です。味わい深いものがきっとあります。

自然ともう1枚描いてみようかな、もう少し手を入れて可愛く出来ないかな、と勝手にレベルアップしていくこと間違いなし(笑)

【絵を始める パターン9】とりあえず画材を買ってみる

何かを新しく始めるとき、まずは格好から入ってモチベーションアップ、という方。

本当に描けるかな、とか難しく考えず、気になった画材をとにかく買っちゃいましょう!

どの画材も大抵、「初心者セット」「スターターセット」があるので、それほど気負わず安価で手に入ります。

画材店があれば、店員さんに聞いたり実際手に取って選ぶことが出来るのでベストですが、ネットでも全然OKです。

とりあえず使ってみて画材の感触を確かめることで、自分の中にある好奇心を刺激してみるのも楽しいものです。

気がついたら楽しく落書きしてた、位の軽い気持ちでいきましょう。

【絵を始める パターン10】展覧会で他人の描いた絵を眺めてみる

「絵は上手い人、センスある人が描く物」という先入観で描くことを敬遠しているのであれば、

一度、公募展や絵画コンクールをあちこち覗いて見て下さい。

できれば、自分が昔描いたことのある絵を思い出しながら、描き手の目線で。

市の公募展など身近なものから全国公募展まで様々ありますが、

意外と、レベルもバラバラで、中には「これ、私にも描けそう…」という作品も出てくると思います。

受賞作品の中にもそういう作品があるかも知れません。きっと色々な審査基準があるのでしょう。

公募展といっても、応募作品を全て展示してくれるものも多いです。

初めて人前に自分の絵が展示されるというのは独特のドキドキ感もあるので、一つのモチベーションには繋がると思います。

出品するかどうかはともかく、特別上手い人だけが出品している訳ではないんだなあ、と思えば、躊躇無く絵を始められるのではないでしょうか?

【絵を始める まとめ】

一口に「絵を描く」といっても、本当にたくさんのやり方があります。

詳しくないので載せてませんが、パソコンやタブレットを使って描くデジタルアートというのもありますし。

気構える必要は全くなく、型にこだわらなければ一人でいつでも挑戦できます。

でもモチーフが浮かばない…という方は、こちらを↓探し方のヒントになるかも

作品画像

【絵のモチーフ】選びのポイントは?~絵をもっと楽しく描くために~

2020年10月24日

外出自粛中はとかく気分が暗くなりがちでしたが、絵という趣味のおかげで豊かな時間を過ごせた気がします。

絵が趣味で良かったと改めて感じることができました。

家での過ごし方を充実させる方法の1つとして、いかがでしょうか?

この記事を見て、絵を始めてみたいな、と思うようなきっかけになれば幸いです。

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